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NFTゲームを開発したいと考えている会社に向け、NFTゲームの種類や開発のポイントを詳しく解説しています。NFTゲームを開発してビジネスで成功している企業の事例も掲載しているので、参考にしてみてください。
NFTゲームとは、NFT化したキャラクターや武器、カードなどを、集めたり交換したり売買したりできるゲームのこと。
NFTは「Non-Fungible Token」の略で、「他のものと交換できない特別なアイテム」という意味です。ブロックチェーン上にNFTの情報を記録することで、世界に一つだけの特別なアイテムだと証明できます。
NFTゲームは大きく2つのタイプに分けられます。
タイプ | Play-to-Earn型 | Free-to-Play型 |
---|---|---|
特徴 | ゲームをプレイしてお金を稼ぐ 初期投資が必要 収入の可能性が高い |
無料で始められる 時間と努力が必要 楽しむことが中心 |
初期投資 | 必要 | 不要 |
プレイ スタイル |
お金を稼ぐために真剣にプレイ | 楽しむことが主目的で、お金を稼ぐのは副次的 |
リスクと リターン |
高リスク高リターン | 低リスク低リターン |
ひとくちにNFTゲームといっても、開発するゲームの内容によって、「Play-to-Earn型」と「Free-to-Play型」のどちらと相性が良いか変わってきます。
Play-to-Earn型は、レアカード・キャラクターの取引が活発な「カードバトルゲーム」「キャラクター育成バトルゲーム」、プレイヤーが投資をしてリターンを期待する「経済シミュレーションゲーム」などと相性が良いでしょう。
Free-to-Play型は、プレイヤー数が多く、長時間かけてプレイするゲームと相性が良い傾向にあります。具体的にはパズルゲーム、ソーシャルゲーム、アドベンチャーゲームなど。プレイ時間やアイテム交換、イベント参加、クエストクリアなどのタイミングでNFT報酬を得る仕組みを構築すると良いでしょう。
NFTゲームを開発してビジネス的に成功した会社の事例を紹介しています。
2019年にリリースされたNFTトレーディングカードゲーム「CryptoSpells」の事例です。開発したのはCryptoGamesという日本企業。ブロックチェーン(イーサリアム)を利用し、NFTとしてカードが発行されているため、プレイヤーは自分のカードを自由に売買できます。ゲーム内のトーナメントやイベントを通じて、新しいカードや報酬を獲得できる仕組みです。
リリースした初日(2019年6月25日)に売上金額600ETHを突破しています。また、2020年6月にはテレビCMも実施いたしました。
2018年に日本のゲーム会社double jump.tokyoによって開発されたブロックチェーンRPGです。このゲームでは、歴史上の英雄たちをNFT化しているのが特徴。英雄を収集し、育成し、バトルすることができます。各英雄やアイテムはNFTとして発行されており、プレイヤー同士で売買可能。
2019年8月21日時点でブロックチェーンゲームのユーザー数・トランザクション数世界No.1(※)を記録しています。
一口にブロックチェーン開発会社といっても、各社の得意な領域は異なります。
ニーズに合わせた特徴的な強みを持つおすすめのブロックチェーン開発会社を紹介します。
引用元:XTELA JAPAN公式HP https://xtela.jp/
ICOによる資金調達の実績があり、活発な経済活動をするトークンエコノミクスを設計できる。トークン発行後の運用・管理も任せられるので、オペレーションも効率化できる。
引用元:OCT-PATH公式HP https://oct-path.io/ja
日本酒NFTマーケットプレイス「Sake World NFT」を構築。所有アセット(商品)を活用したNFTプロジェクトの企画・開発、プロモーションに精通。
引用元:BAP公式HP https://bap-blockchain.com/
Defi と NFTを組み合わせたPlay2earnゲームや、広告・ペイウォールを通じた収益モデルのメタバースゲームなど、独自性の高いブロックチェーンゲームの開発実績多数。